反抗的な小学4年、10才の子供。対立を早々に諦めた結果、起きたこと。

もともと長女は明るい性格で家族の盛り上げ役。

いつも「楽しくて仕方ない!」とばかりに歌い踊って笑いまくる性格で学校でも人気者でした。

ところが、そんな長女も小4になるといよいよ「反抗期」を迎えることに。

反抗期の主な症状

  • こちらの言うことを無視する
  • 親に対して上から物を言う
  • 批判的なコメントが増える
  • こちらが傷つくことを言う
  • 母親に対し、家政婦か召使いのように指示する

言葉遣いも一気に変わり、「○○じゃね?」「アホじゃね?」「超くだらなくね?」などと、上から目線のコメントでマウントを取ろうとします。

とりあえず、その「じぇね?」をやめろ~!

とブチ切れそうになるものの、ここでキレては親の尊厳に関わる・・とぐっと堪え、当初は「ちょっと、その言い方やめて~(笑)」的な余裕の態度で接したりしていました。

「ケチ子」と不名誉なニックネームを貰っても、「ハハ、確かにママはケチだしね。」とイラっとするものを隠してヘラヘラ。

ところが、こちらが怒らないのをいいことに、

「え~!ハチミツもうないの?明日までに買っておいて。」

「餃子食べたいから作って。」

など、可愛げのない態度であれやこれや命令してくるように。

振り返れば、前からこういう部分はあったのでしょう。

でも、小さい頃は可愛かったので、「ママ、餃子食べた~い。作って~。」と可愛く言われたら「ハイハイ。(^^)」と優しく受け止めていたんですよね。

ところが、こちらも立派なイライラ世代ですから、生意気盛りの子供に「明日作って。」「今日買っておいて。」などと無愛想に言われるとカッチーン!と来るように。

「ちょっとー、そういう言い方はないんじゃないの?!

ママは家政婦じゃないんだから!」

と、ついにキレてしまったのです・・。

すると、

「何怒ってるの?別に悪いこと言ってないよ。

そんなことで怒るなら、それは自分自身の原因だからね。」

と言うではないですか?!

何を~!!

とついには血管が切れそうになったのです!

目次

言うことを聞かない反抗的な小4娘に打つ手はあるのか

はぁはぁ・・。落ち着け・・。

戦略を練らねば・・。

こちらも無駄に年取ってるわけじゃない。

50年近い経験と英知があるはずだ!

と、カッカする頭で知恵を絞ろうとするのですが、結局打つ手が見つからず・・。

気が付けば、こちらが何を言おうと全く言う事を聞かない立派な反抗期娘が出来上がっていたのです。

「テレビ見てるけど、宿題は終わったの?!」

「ほら!歯磨きしなさい!」

「髪ぐらいとかして!」

「掃除機かけるから、部屋片づけて!」

と言ったところで、全~然聞きやしない!

全部無視か、「あぁ」「うん」と言った生返事だけで、体は一向に動かず・・。

始めは当然怒りました。

手を上げることはないものの、怒鳴り、すかし、脅かし、なんとか言うことを聞かそうと必死にあれこれやりました。

でも、掃除しない子の体を無理やり動かす事も出来ず・・。

一体、どうしたらいいのよ・・。

と途方に暮れるばかり。

すると、フランス人夫が言うのです。

フランス人夫

何を悩んでるんだ。そんなの簡単だろ。

と。

反抗的な小4に対し、フランス式の「躾」は私には無理

フランス人夫

親の権威を見せつけるんだ。
何を対等な立場まで下りて行って必死になってるんだ。
親の権威を使って子供を締め付ければいいだろ。

「なにそれ、どういうこと?」

フランス人夫

例えば、掃除しないなら次の日は動画はナシにすればいい。場合によっては1週間禁止とか。
それが親の権威だ!

というわけで、さっそく親の権威を使ってみました。

「部屋を片付けないなら、明日の動画はなしよ!」

ところが、あちらも立派な反抗期。

それくらいで言うこと聞くわけないのです。

「あっそ。じゃ、いいよ。でもそんな脅しで掃除しないから。」

と来るもんだ。

「大体さ、掃除しなくちゃっていうのは、そっちの都合でしょ!

自分がしたいからってこっちに押し付けないでよ!。

したいなら、自分でやれば!」

と言うのです。

最終的に全く態度を変えない娘に

「そういう酷い態度が改まるまで1週間動画禁止!!」

と怒りに任せて長期禁止令を。

はぁ・・。

つ、疲れる・・。

当然、戦争状態の勃発ですので、母親への態度は硬化し、常に戦闘態勢に。

何を言っても返事をせず、言うことも聞かず一切無視・・。

それまでは、こちらが「あれをしなさい!」「これをしなさい!」と要求して揉めている時以外は楽しい親子の会話は成立していたのに、それもなくなってしまいました。

寂しい・・。

そして、次の日。

「もう気が変わった?片づければもう動画見ていいよ。」

とかなり条件を引き下げてあげたのですが、それでも態度は軟化せず・・。

「やだね。別に動画見れなくてもいい。」

と、そっぽを向いたまま。

はぁ・・。

無理・・。

胃が痛い・・。

楽しくない・・。辛い。

こんな親子関係が小4から始まるのでは、この先とてもじゃないけど身が持たない。

フランス人母ならここは一切折れずに1週間禁止を貫くのだろうけど、私にはとても無理。

ということで、動画禁止令を出した次の日・・。

私はあっけなく白旗を上げることに決めたのでした。

もう、いいじゃない。

掃除しなくても、遊ぶ前に宿題を済ませなくても。

髪を梳かさなくてボサボサでも、冬に半袖で学校行ったって死にやしない・・。

それより、娘と楽しい時間を過ごせない方がずっと嫌だ

小4から険悪な親子関係が出来上がってしまったら、この先一体どうなるの??

というわけで、旦那に呆れられながら思いっきり無条件降参を。

「もういいや!

動画見てもいいよ。

でも、もうママに酷い言い方しないってことだけは約束してね。

ママも〇〇ちゃんに意地悪なこと言われると悲しくなっちゃうからさ。」

すると娘は顔をフワ~っと緩ませ、笑顔に。

しばらく考えた後で。

「分かった。いいよ。意地悪なことは言わないから。」

と、降参を受け入れてくれました。

この時の私は、

「もう、いいや~。

弱くてしょうもない母のせいで、宿題をしない子になっても仕方ない!片づけしない子でもいいや。」

と腹をくくっていたのですが、意外にも、その後は別の変化が起こりました。

こちらが無条件に諦めたことで、反抗的だった娘に変化が起きた

もちろん今でも掃除は嫌いなので、部屋の片づけはしませんが、宿題は一応毎日しているようだし、こちらの言うことも多少聞くようになったのです。

朝の「歯磨きしなさい!」で、洗面所に向かうようになったし、

動画時間(平日は1時間)のルールも守るようになりました。

なにより、親に対してマウントを取るような上から目線のコメントがぐっと減りました。

これは最近ではほとんどなくなったと言っていいかもです。

肩の力が抜けたように笑顔も増え、以前のような明るい娘が戻ってきました。

私にもたくさんお喋りしてくれます。

「10歳の壁」「小4の壁」というのがあるらしい

小4になると、体にも変化が現れますが、精神的にも自我が目覚め、相対的な人間関係を構築しようとする時期に突入するようです。

同時に、自分に対して肯定的な意識を持てず、劣等感を持ちやすくなる時期でもあるそう

文部科学省「子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題」参照

この辺の力みから親に対して反抗的な態度で自分の位置づけをハッキリさせようとしていたのでしょうか。

また、うちの子の場合は「5歳下の妹ばかりが可愛がられる。私は?」という寂しさもあったのかもしれません。

それに胸も膨らみ出しているので、思春期も始まっているようです。

ガチンコで戦うのは不毛でしかない!

実はこれには薄々気が付いていました。

「自分がイライラしているから、そんなに怒るのだ」という娘の指摘は大きく間違っていないと。

娘の方も思春期ならではの疑問や、はけ口の見つからないイライラなどに煩わされる部分もあったのでしょう。

この「思春期」と「更年期」がぶつかっていては拉致が明かないどころか破滅へ一直線ですからね。

今回ばかりは早々に降参して正解だったと痛感しました。

結局のところ、親がいくらカッカしても親の言うとおりに動く子供は出来上がらない。

ならば、諦めて楽しい親子関係を大事にしていった方がいい。

子供の自然の成長に任せ、それを遠くから見守れればいい。

という結論に達しました。

普段の親子の会話では色んな事を話します。

「自分でしたい仕事ができるようになるのが一番楽しいし、幸せだよね。

でもその為には勉強して色んな力をつけておかないと難しいけど。」

なんてことも自然と伝えることができます。

それで充分かな~と今の段階では思います。

そもそも、今の時代、何が将来の仕事に生かされるかなんて分かりませんからね。

大学に行かなくてもフリーランスとして生きる道は色々あるでしょうし、遊びを極めることで収益化につながる場合もあったりします。

親が色々言ったところで時代の流れは見極められないし、その中で自分の好きなことを選んでいくのは子供本人でしょうし。

まぁ、そんなこんなで常々自分に言い聞かせてます。

カッカするな。どうせ親が言ったって変わりゃーしない。
親ができることには限界がある。

というわけで、こんな適当な母の元では子供がどんな大人になるのかは想像もできませんが、とりあえず私としてはずっと仲のいい親子関係が続けばいいな~とそれだけですね。

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