こんにちは!気が付けば中年ど真ん中のアニスです。
私の両親は遠方に住んでいるのですが、気が付けば80才を超え、あっという間に後期高齢者になってしまいました。
私や弟が生まれたのも母が35才を超えてからの高齢出産で、私が次女を産んだのも42才‥。
高齢出産が2世代続いた結果、次女が保育園に通っている時から祖父母は80才超えということに。。
周りの保育園の子はお婆ちゃんが50代というのもザラで、お母さんより年齢が近かったりします。
なのですが、私は飛行機を使う距離に住んでいるのと、フルタイムの仕事をしているため、なかなか頻繁には実家に帰れない状況で、近くに住む弟夫婦が、難しいゴミ出しをしたり、大きな買い物を手伝ったり、病院通いに付き合ったりしてくれています。
本当に頭の下がる思いで申し訳ない‥。
何か私にできることはないかと考え、いくつか見つけることができました。
高齢両親のお世話、遠方に住んでいてもできること。
微力ながら、遠くに住んでいてもできることを見つけてみました。
母の愚痴や不安を聞く
やはり一番はこれではないでしょうか。
母はどちらかと言えば友人知人に恵まれている方で、決して孤独な老人ではないのですが、性格的にどうしても不安に陥りやすく、少しでも人が周りにいない時間があると途端に電話がかかってきます。
特に骨折をした時期は大変でした。
下手をすると夜中にもかかってきて家族の迷惑になることがあったので、時間帯だけは気を付けてもらうようにお願いしつつ、できる範囲で愚痴や不安を聞くよう頑張りました。
とは言っても、話ができればいいらしいので、本当に聞き役ですね。
でもこれは、自分にとってもメンタル的に結構大変な作業で、暗い調子で絶望感漂う話を聞いているとこちらまで消耗して鬱々とした気分になってしまうということがよくあります。
なので、あくまで自分に余裕がある時と割り切るようにして、在宅でも仕事中などは、「今は無理」と伝えるようにしています。
こちらまで擦り減ってしまい仕事や家族との関係に支障をきたしてしまっては元も子もありませんので、これは少し心を鬼にしてでも守りたい一線だと思います。
ケアマネージャーさんと連絡を取り、様子を確認しておく
正直、これがこんなに大事なことだとは気がつきませんでした。
実は、コロナ禍の中、骨折で思うように動けない時期にかかってくる電話の内容があまりに悲惨だった時、これはヘルパーさんの手を借りなければ‥!と焦った私は、切羽詰まった調子で担当の方に電話をしてしまったのです。
状況を説明し、すぐにもヘルパーさんに来ていただきたいとお願いすると、
「落ち着いてください。まずはお話しましょう。」
と始まり、
「ご心配ですよね。お母さんから色々聞いていたら、遠くに住んでらっしゃることもあって、さぞかしご心配かと思います。
ただですね、私は何度もご様子を伺っていますが、実際のところ、今お話しされた生活とはかけ離れているんですよ。」
と言われるではないですか!
「まずですね、お母さん、普通に動いてますよ。動けなくて何もできないなんてことはありません。」
とおっしゃいます。さらに、
「お話を伺っていると、まるで別のだれかの話を聞いているみたいです。^^;」
と・・。
ここで私は恥ずかしくなりました。どうやら母は私に対して「動けない~。薬も飲めない~。ご飯も作れない~。」と、かなり大げさに訴えていたようです。
ここでハッと気が付きました。やはりプロの客観的な意見は大事なんだな~と。
まぁ、私の母のようなケースは珍しい(汗)かと思いますが、専門の方と現在の状況や、今後の介護の話などもできることは大きな安心感につながります。
その後すぐに実家に行く機会がありましたが、本当に担当の方がおっしゃるとおり、電話でのイメージとはガラリと違い、杖をついて普通に動きまわっていました。
サブスク系を解約する
サブスク系と言ってもNetflixなどの動画サービスだけではなく、思わぬところに色々あるものだなぁ・・と気が付きます。
例えば両親の家で使っていたインターネット。
ネットからテレビ回線を引いているので、これは継続しますが、認知症の父がパソコンを使わなくなったのでPC用のネット回線を解約することにしました。
電話番号はググれば分かるので、本人に聞くより早いですね。
ただし、問題になるのは「ご本人確認」のための、「ご本人に代わって頂けますか?」のところ。
でも、この解決策をみつけたんです!
家の固定電話でネット会社に電話しながら、一方でスマホに母と繋いでおきます。そして、本人確認の時だけスピーカーにして電話同士を近づけて直接話をしてもらうのです。
これでクリアできましたよ!
その他、スマホの契約変更など、このテクニックでなんとか乗り切っています。
あとは父のゴルフ会員権。これは結構大変そうです。
孫の写真を送る
高齢になり、病気や骨折と言った不安要素を抱えながらの生活になると、大事なのは希望と癒し。
と、母がよく言っております‥。
その癒しアイテムとして、孫の写真はなるべくこまめに送るようにしているのですが、スマホに画像を送るだけではダメなようです。
やはりこの世代になってくると、スマホの扱いも難しくなるので、なるべく写真の紙を手に取って見たいようです。
友達にも見せやすいので。
そこで私が利用しているのはネットの写真印刷サービス。
私はしろくまフォトを使ってますが、パソコンから画像をアップーデートすれば格安で印刷してくれ、両親の住所に直接送ってくれるので、わざわざ封筒に入れ宛名を書いて投函する‥という手間が省けて楽チンです。
お届けまでの時間はちょっとかかりますが、かなり安いので助かってます。
宅配弁当の注文
これも、地元だけの小規模サービスでなければ私が電話やネットで手配することができます。
母が自由に動けない時期は本当に色々頼みました。
始めは王道の生協、そして、生協が飽きると日本一のシェアを誇るワタミの宅食、その後、近くの老人施設がやってるお弁当宅配・・。
でも、どこを頼んでも母はすぐに飽きてしまうので、「お昼に食べるものがないよ。なにかいいとこないの?できたらお弁当はもう嫌だ。」となってしまうのです。
しかも、無添加、国産にこだわりたいという厳しい条件‥。
そして、最終手段として頼んだのがわんまいるです。
少し高いのですが、国産の各地のブランド食材を一番美味しい形で冷凍惣菜にしてあるので、湯せんや流水解凍だけで美味しく食べられるのが特徴です。
1食分が主菜1袋と、副菜2袋で、1週間分が5食セットになっています。
私自身が一ヶ月間分を利用してみて、「自分がリッチな老後を送れるなら、絶対わんまいるを利用する!」と思ったほどの味だったので、母にもこれを定期利用で送ることにしました。
まだ先はどうなるか分かりませんが、今のところは美味しいと気に入っているようです。また、1カ月分20食を全部違うメニューにしてくれるので、すぐには飽きないだろうと期待しているところです。
続けばいいんですが‥。
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感動の味を試してみよう!
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それから、母が喜んだのは下関の魚工場から新鮮な冷凍魚を送ってもらえるというサカナDIY。
こちらは月に1回だけのお届けで4食分(2人前)が届くので、ちょっとした楽しみですね。
下処理がしてあり、レシピや出汁が付いているので、その通りに作れば15分ほどで豪華な魚料理が食べられるというものです。(お野菜などは付いていないので、自分で用意します。)
これは我が家でも1年ほど利用してるのですが、夫が特にお気に入りで毎月4種類の魚が送られてくるのを楽しみにしています。
驚くことに、刺身に関しては、スーパーで買えるどの魚よりも新鮮で、慣れてしまうとスーパーで魚が買えなくなっちゃいます。
母は4種類の魚のうち、いくつかをお世話になってる友人にあげたりしているそうで、皆喜んでるよ~と報告を受けました。
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高齢両親のお世話に関して後悔していること
スマホの使い方、インターネットの使い方をもっと早い段階で教えておけばよかった。
これに尽きます。
母がスマホを持ったのはガラケーがほとんどなくなるという状況に追い込まれてからで、本当に数年前のこと。
でも、もっと早い段階でスマホに切り替え、慣れておいてもらえばよかったと後悔しています。
スマホでインターネットを操れるようになっておけば、自分で業者の電話番号を探したり、病院の情報を探したり、ということができていたでしょう。
私が送る子供達の写真も上手にみれていたでしょうし、Youtubeを使って好きなカラオケ動画も見ることができていたでしょうし、腰の痛みによいストレッチの無料動画も見れていたでしょう。
80才を超えてしまうと、これをどれほど教えようとしても難しいということに気が付きました。
画面をタップすることも煩わしいようですし、いくら教えても直感的にどこをどう教えていいのかが分からないらしいのです。
後悔しても仕方ないのですが、10年前にもっと頑張っておけばよかったです‥。
実際に高齢両親のお手伝いをしてくれている兄弟には感謝!
弟夫婦には感謝しかありません。
私は弟とは長い間疎遠になっていたのですが、機会をとらえては感謝の気持ちと、無理しないで欲しいということだけ伝えています。
上っ面な言葉だけになってしまいますが、ないよりはいいかと‥。
今後も高齢両親に関しては長い道のりが待っているかと思います。兄弟間で情報共有をしつつ、無理のない範囲でできることを続けていけたらと思うところです。
\国産食材にこだわる方に!/
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